後遺障害等級12級の方の交通事故の解決事例

交通事故による後遺障害には、被害者にとって大変厳しい影響があります。後遺障害12級は、外見に残る大きな傷跡がある場合に認定されます。例えば、頭にニワトリの卵より大きい傷跡が残る場合や、顔に10円玉サイズ以上の傷跡や長さ3cm以上の線上の傷跡が残る場合などです。

しかし、後遺障害12級には、むち打ち症の症状も含まれています。この症状は、交通事故によって多くの人が悩まされています。また、同じ症状が後遺障害第14級にも含まれていますが、慰謝料金額には大きな開きがあるため、弁護士に依頼し確実な等級申請を行うことが重要です。後遺障害の等級申請には、医療証明書や診断書、治療費明細書などが必要となる場合もありますが、弁護士が手続きを代行してくれる場合もありますので、安心して相談してみましょう。

掲載日 事例内容 部位 等級 被害者の
属性・職業
事故分類 獲得金額
(万円)
増加額
(万円)
2018年2月8日 後遺障害診断を適切に受けた上で示談金額を約30倍に増額した事例 右橈骨遠位端部骨折 12級6号 右折してきた自動車に衝突 1524 1476
2018年12月13日 橈骨骨折で12級を受けた被害者に1200万円超の獲得を実現した例 右橈骨遠位端開放骨折のほか,さまざまなケガ 後遺障害等級12級 衝突 1200
2019年8月1日 左脛腓骨骨折・左下腿醜状痕のケガを負った7歳児が300万円以上増額示談した事案 左脛腓骨骨折・右下腿打撲・左下腿皮膚潰瘍 12級8号 7歳児 普通乗用車にはねられた 994 253
2020年4月6日 左足骨折により後遺障害併合12級が認定された主婦につき、有利に過失割合が修正され、約860万円の賠償を得たケース 左足骨折等 併合12級 女性・60代・主婦 バイクにはねられた 860
2020年6月8日 新たに撮影した画像資料を添付するなどして異議申立てを行ったところ、12級8号の後遺障害が認定されたケース 右大腿骨骨幹部骨折 併合12級(12級8号、14級5号) 男性・30代・会社員 右折をしてきた対向車と衝突 2800
2020年11月28日 下肢脛骨高原骨折による症状につき、12級13号の後遺障害が認定され、紛争処理センターの和解あっせん手続により解決をしたケース 左脛骨高原骨折 12級13号 女性・30代・家事従事者 自動車にはねられた 1061
2020年12月4日 併合12級の後遺障害が認定されていた被害者が、弁護士に依頼することにより、早期に適正な賠償金を得ることができたケース 左第1右4肋骨骨折、左中指PIP関節捻挫、肋骨骨折、外傷性頚部症候群など 併合12級(12級10号、14級9号) 女性・60代・主婦 四輪車と衝突 825
2020年12月6日 男性の醜状障害につき逸失利益が認められ示談で解決をしたケース 前頭骨骨折、多発顔面骨折、顔面挫創、外傷性視神経症など 12級14号 男性・10代・学生 自動車に衝突された 884
2021年4月17日 鎖骨変形障害で12級5号の後遺障害が認定され、逸失利益が争いとなったが紛争処理センターの手続を経て逸失利益が認められた事例 左肩鎖関節亜脱臼、左足関節及び左膝挫傷 12級5号 男性・20代・会社員 左折車に巻き込まれ転倒した 610
2021年4月18日 医師面談を複数回行った結果、手関節の可動域制限につき後遺障害12級が認定され、訴訟の結果、相手方の提示額の5倍以上の金額で解決ができた事例 左橈骨下端・尺骨基状突起骨折 併合12級(12級6号・14級9号) 女性・60代・主婦 車にはねられた 920