後遺障害等級10級の方の交通事故の解決事例
交通事故によって後遺障害が残った場合、後遺障害等級という基準に沿って障害の程度が認定されます。その中でも、後遺障害等級10級は、眼・関節・指などに後遺障害が残った場合に認定されるもので、症状によって10級1号~11号まであります。
後遺障害等級10級に認定された場合、自賠責基準で定められた補償金額は187万円、裁判基準で定められた後遺障害慰謝料は550万円となっています。このような補償金額が支払われることで、被害者の経済的な負担が軽減されることが期待できます。
交通事故に遭った場合は、まずは早急に医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。そして、後遺障害等級の認定や補償金の請求については、専門家のアドバイスを仰ぐことが望ましいでしょう。
掲載日 | 事例内容 | 部位 | 等級 | 被害者の 属性・職業 |
事故分類 | 獲得金額 (万円) |
増加額 (万円) |
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2020年4月10日 | 右手関節の機能障害を負った主婦につき、約2000万円の賠償が得られたケース | 右腕の骨折、右股関節捻挫、右頬部挫創 | 併合10級 | 女性・50代・兼業主婦 | トラックに巻き込まれた | 2000 | |
2020年5月22日 | 股関節の人口関節そう入につき10級11号の後遺障害が認定され、裁判所基準よりも慰謝料を増額して示談できたケース | 右大腿骨頚部骨折 | 10級11号 | 男性・60代・会社員 | 対向車と衝突 | 1350 |