後遺障害等級非該当の方の交通事故の解決事例

後遺障害等級「非該当」とは、交通事故と後遺症の間に因果関係が認められない場合になります。つまり、交通事故が原因であると認められない場合、後遺障害等級は設定されません。

交通事故が原因であると認められない場合には、後遺症があっても後遺障害等級が設定されません。これは、後遺障害等級を設定するためには、交通事故が原因となって発生したと認められた後遺症がある必要があるためです。しかし、後遺障害等級「非該当」と判断された場合でも、後遺症の治療やリハビリには保険が適用されるため、治療費の負担が軽減されます。

また、交通事故が原因であると認められる場合でも、後遺障害等級を設定するためには、後遺症が一定期間以上続いている必要があります。そのため、後遺症があってもすぐに後遺障害等級が設定されるわけではありません。ただし、一定期間以上続いていなくても、後遺症がある場合には、損害賠償請求ができる場合があります。

掲載日 事例内容 部位 等級 被害者の
属性・職業
事故分類 獲得金額
(万円)
増加額
(万円)
2018年2月17日 40代会社員男性が傷害部分につき裁判基準での賠償を受けた事例 外傷性頚部症候群 男性・40代・会社員 後続車に追突 108 38
2018年2月18日 パート女性について休業損害等を裁判基準で賠償を受けた事例 女性・パート 自動車に衝突 105 25
2018年10月11日 頚椎捻挫を負った兼業主婦が主婦休損を認められ,約1.5倍の増額を実現した例 頚椎捻挫等の傷害 女性・40代・兼業主婦 右方向から衝突 110 40
2020年3月19日 通院頻度が少ない不利益を丁寧に説明した事案 頚椎捻挫 腰椎捻挫 等 男性・40代・会社員 追突事故 90
2020年3月28日 依頼から1か月ほどで慰謝料額を増額して解決した事案 頚椎捻挫 女性・30代・会社員 衝突 60 32
2020年4月2日 追突により負傷(外傷性頚部症候群)し、後遺障害は非該当であったが、約240万円で示談をした事例 外傷性頚部症候群 女性・40代・主婦 追突事故 240
2020年4月12日 追突により外傷性頚部症候群を負ったケースで、家事従事者としての主婦の休業損害が争点となったが弁護士による交渉により休業損害が認められたケース 頚椎捻挫 女性・30代・会社員 後続車に追突された 100
2020年6月12日 母と同居しているスナック経営者について,主婦休損が認められた事例 頚部捻挫,背部挫傷,腰部捻挫 女性・40代・兼業主婦 逆走してきた車と衝突 125 45
2020年11月22日 夫の弁護士特約を利用して主婦休損を裁判基準にして示談が合意できた例 頚椎捻挫、背部打撲傷 女性・30代・主婦 助手席の同乗中の追突事故 161 37
2021年1月12日 会社が作成した休業損害証明書をめぐって交渉が行われた事案 母指MP関節側副靭帯損傷 男性・20代・会社員 右折してきた対向車と衝突 125
2021年1月16日 治療期間の延長ができず、早期解決に目標を切り替えた事件 外傷性頚部症候群、右肩関節打撲傷 女性・30代・主婦 追突事故 88
2021年4月5日 事故により頚椎捻挫・腰椎捻挫のケガを負ったケースで、治療についてのご自身の希望にあう治療方針の整形外科に転院をし、納得のいく治療ができた事例 頚椎捻挫、腰椎捻挫 女性・60代・兼業主婦 後続車に追突 110
2021年4月8日 カルテ上の治療経過と被害者の愁訴・稼働状況とを結びつけて説明を行い,主婦休損の増額が認められた事案 頚椎捻挫 女性・50代・兼業主婦 信号待ち停車中の追突事故 180
2021年4月9日 軽微な交通事故でむちうちの損傷を負った被害者が、弁護士の交渉などにより納得のいく治療を行うことができた事例 頚椎捻挫、腰椎捻挫 女性・50代・兼業主婦 後続からきた車に追突された 70
2021年4月22日 頚椎捻挫の被害者につき、家事従事者としての休業損害が争いになったが、証拠資料を提出するなどし、家事従事者としての休業損害が認められ示談ができた事例 頚椎捻挫 女性・30代・主婦 後からきた車に追突された 100
2021年4月24日 治療中に前医での見落としが見つかり,治療期間の延長及び休業損害の示談前支払いを認めさせた事案 左第4肋骨骨折,頭部打撲傷,頚椎捻挫,腰椎捻挫 出会い頭の衝突 男性・40代・会社員 250