【解決事例/011】 頚椎捻挫を負った兼業主婦が主婦休損を認められ,約1.5倍の増額を実現した例
依頼者属性 | 性別 | 女性 |
---|---|---|
年代 | 40代 | |
職業 | 兼業主婦 | |
事故態様と相談 | 事故状況 | 自動車を運転して,交差点を直進している際,交差点に進入してきた加害車両に右方向から衝突 |
相談のタイミング | 保険会社からの示談提示 | |
相談のきっかけ | 提示された金額が妥当かどうかの確認 | |
怪我と後遺障害 | 傷病名 | 頚椎捻挫等の傷害 |
自覚症状 | 頚部の痛み | |
保険会社提示額 | 事前提示 | 約70万円 |
獲得賠償金額 | 損害項目 | 最終受取金額 |
金額 | 約110万円 |
相談のきっかけ
依頼者は,大分在住の40代兼業主婦でした。
依頼者は,自動車を運転して,交差点を直進している際,交差点に進入してきた加害車両に右方向から衝突され,頚椎捻挫等の傷害を負いました。
依頼者は,頚部の痛みのために,約8か月通院。その後,相手方保険会社から,約70万円の支払い提示を受けました。
依頼者,提示された金額が妥当かどうかを確認するため,弁護士に相談しました。
当事務所の活動
①後遺障害申請については,等級が得られる確率が高くないと結論づけしました。
依頼者は,後遺障害申請で時間がかかるより,傷害部分のみで,早期の解決を優先することとしまし た。
②保険会社に対して,兼業主婦としての休業損害を請求しました。
③慰謝料については,もちろん裁判基準での請求を行いました。
解決金額
弁護士介入前 | 弁護士介入後 | |
示談金額 | 約70万円 | 約110万円 |
主婦としての家事労働分が反映され,約1.5倍の増額となりました。
受任から2か月で入金となり,比較的早期の解決が実現できました。
解決のポイント
増額のカギは,主婦としての休業損害でした。
- 【解決事例/080】単身者であったが家事従事者としての休業損害と逸失利益が認められたケース(後遺障害 併合7級)
- 【解決事例/079】脊柱変形で6級5号の後遺障害が認定された被害者について、交渉段階では賠償金0円の提示であったが、民事調停を申立てたことで約340万円の賠償を得ることができた事例
- 【解決事例/078】高次脳機能障害が見落とされていることに気付き、後遺障害7級4号が認定された事案
- 【解決事例/077】高次脳機能障害で後遺障害1級が認定され、約3億7000万円の賠償が認められた事例
- 【解決事例/076】治療中に前医での見落としが見つかり,治療期間の延長及び休業損害の示談前支払いを認めさせた事案。
- 【解決事例/074】頚椎捻挫の被害者につき、家事従事者としての休業損害が争いになったが、証拠資料を提出するなどし、家事従事者としての休業損害が認められ示談ができた事例
- 【解決事例/073】歯冠破折と捻挫を併発していた症例において,歯冠破折につき後遺症14級が認定された事例
- 【解決事例/072】医師面談を複数回行った結果、手関節の可動域制限につき後遺障害12級が認定され、訴訟の結果、相手方の提示額の5倍以上の金額で解決ができた事例
- 【解決事例/071】鎖骨変形障害で12級5号の後遺障害が認定され、逸失利益が争いとなったが紛争処理センターの手続を経て逸失利益が認められた事例
- 【解決事例/070】休業損害,後遺症慰謝料について任意基準の提示から裁判基準に近い金額にて和解を成立させた案件
- 【解決事例/069】受任から約1か月で、裁判所基準に近い適正な示談金額でスピード解決できた事例
- 【解決事例/068】事故による治療中に再度事故に遭った被害者が,異議申し立てを経て14級を獲得した例
- 【解決事例/066】主婦休損の請求を準備した事案
- 【解決事例/065】軽微な交通事故でむちうちの損傷を負った被害者が、弁護士の交渉などにより納得のいく治療を行うことができた事例
- 【解決事例/064】カルテ上の治療経過と被害者の愁訴・稼働状況とを結びつけて説明を行い,主婦休損の増額が認められた事案。
- 【解決事例/063】事故により頚椎捻挫・腰椎捻挫のケガを負ったケースで、治療についてのご自身の希望にあう治療方針の整形外科に転院をし、納得のいく治療ができた事例
- 【解決事例/062】治療期間の延長ができず、早期解決に目標を切り替えた事件
- 【解決事例/061】会社が作成した休業損害証明書をめぐって交渉が行われた事案
- 【解決事例/060】1か月半弱で事件が終結した事案
- 【解決事例/059】異議申立てにより併合11級の後遺障害が認定され、紛争処理センターでの手続を取ることにより家事従事者としての休業損害と逸失利益が認められたケース