【解決事例/060】1か月半弱で事件が終結した事案
依頼者属性 | 性別 | 女性 |
---|---|---|
年代 | 50代 | |
職業 | 無職 | |
事故態様と相談 | 事故場所 | 大分市 |
事故状況 | 追突 | |
相談のタイミング | 保険会社からの示談金提示後 | |
相談のきっかけ | 保険代理店からのご紹介 | |
怪我と後遺障害 | 傷病名 | 頚椎捻挫 |
自覚症状 | 治癒 | |
保険会社提示額 | 損害項目 | 最終受取金額 |
金額 | 約70万円 | |
備考 | 治療費などを含めた賠償総額約90万円 | |
獲得賠償金額 | 損害項目 | 最終受取金額 |
金額 | 約90万円 | |
備考 | 治療費などを含めた賠償総額約110万円 |
担当弁護士の振返りポイント
保険代理店の方からのご紹介で、相談に見えられました。幸い被害は大きくなく、ご相談の際、とても元気そうなご様子でした。そのため、「保険会社の言っている金額でもいいかなと思っていたんですけど、代理店の方から一度は相談されたほうが良いですよと言われて、来たんですよ。」などと仰っていました。
ところが、事故後の治療のご様子を伺ったところ、少なくとも10万円ほど増額する見込みがあることがわかりました。裁判での考え方をご説明し、増額の可能性をお伝えしたところ、意外なご様子でした。
さらに、「弁護士費用特約が付いているので、費用面での心配をほとんどすることなく、増額交渉をさせていただけますよ。」とお伝えして、御依頼いただきました。
争点は慰謝料の金額だけでしたので、早速、保険会社から資料を取り寄せ、正確な慰謝料を算定し、3週間ほどで目標金額を超えた示談を成立させることができました。その後、免責証書(示談書)のやり取りや送金手続等をいれて大体1か月弱ほどで、事件を完了させることができました。
依頼者様からは、「こんなに上がるとは思わなかった。相談して良かった。」と嬉しい御言葉を頂きました。
事故によるお怪我が治ってしまうことはとても良いことです。しかし、最終的に治ってしまったからといって、基準以下の慰謝料額になってよいわけではありません。「軽い事故だ」「治ってしまった」という事情がある場合でも、弁護士に依頼をすることによって、正当な利益を一定程度確保できる場合があるので、是非ご相談いただければと思います。
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