後遺障害等級5~8級の方の交通事故の解決事例

後遺障害等級とは、交通事故や労災による傷害に対して、その後に残る身体的な障害の程度に応じて定められるものです。後遺障害とは、一定の期間が経過しても治癒しない傷害で、身体的な障害や精神的な障害が残ることを指します。後遺障害等級は、その後遺障害の程度に応じて1から8までの等級が定められており、5級から8級について説明します。

5級の場合、重度の後遺障害が残っているものの、一定程度の日常生活動作ができる人を指します。6級に比べると、日常生活動作が著しく困難なものとなります。7級は、6級に比べて日常生活動作の自立性が著しく低下し、生活全般に渡って支援が必要となることがあります。8級は、生命に支障はないものの、日常生活動作の自立性が完全に喪失したものを指します。

ただし、後遺障害等級は、後遺障害の種類や程度に応じて変動するため、専門家に相談することが望ましいです。また、交通事故や労災による傷害に遭われた場合には、早期に専門医や弁護士に相談することが大切です。

掲載日 事例内容 部位 等級 被害者の
属性・職業
事故分類 獲得金額
(万円)
増加額
(万円)
2019年07月31日 高次脳機能障害を負った10代男性が,約850万円の増額を得た事例 脳挫傷 高次脳機能障害7級4号 男性・10代 車と衝突 5078 854
2020年6月8日 高次脳機能障害で7級4号が認定されていた会社員につき、交渉による賠償金を約850万円増額できたケース 頭部打撲、脳挫傷 7級4号 男性・20代・会社員 車と衝突 5200 900
2021年4月10日 主婦休損の請求を準備した事案 頚髄中心性損傷,胸椎圧迫骨折,顔面裂創 併合8級 女性・40代・主婦 車にはねられた 1700 600